劇場版「魔法先生ネギま!ANIME FINAL」を観てきました!
公開初日の舞台挨拶夕方回で観たのですが、
本日改めて地元で2回目を観ました。
ちなみに公開2週目の日曜日、140の客席で前列を除いてほぼ満席に近い状態でした。
パッと見た印象ですが、意外と女性も入っていたように感じました。
それでは早速、劇場版ネギまの感想を書きたいと思います。
↓
↓ネタバレ注意!!
↓
・・・・・・まずこれだけは言っておきたい・・・・・・
クライマックスは開始5~10分(くらい)!!
まぁ私にとっての見所はやはり「楓」ですから!
ネギま部メンバーの中でも最初にアデアットしたのが楓姉で、
しかも魔法少女ばりの変身シーンとかあってみたりして、
隊長との真剣勝負を目の当たりにできて、
さらにさらに、ずっと両眼を開きっぱなし!
いやーもうホントよくお開きでお開きで・・・
初回観た時はあまりに興奮しすぎて、
もう酸欠になるかと思いましたよえぇ。
今回の劇場版の開眼率を調べたら何%なるのか・・・
感覚的には60~70%は行ってるんじゃないかなぁ・・・
(そういや最近調査してn(ry
と、ここまで(勝手に)盛り上がっておいてなんなのですが、
正直ちょっと開きすぎかなーとかも思ってみたり。
いや嬉しいんですよ?もちろん嬉しいんですよ?ですけどね?
常に開いていてくれれば良いってワケでもなくて、
攻撃の最中でも閉じている所がそれなりにあった上で、
両眼だったり片眼だったり、
緩急が欲しいというか何というか・・・
つまり酸欠になりかけるのでちょっと息継ぎさせて欲しいってところですかね。
(なかなか開かなかったら嘆くクセに、
開いたら開いたで違うとか言い出したり、
わがままなやっちゃなぁ・・・>自分)
ちょっと落ち着くために話題を変えまして、
作品全体的な話をしてみようと思います。
主に、残念に思った方を。
やっぱり気になったのは、シーンのつながりが「???」ってなる所がいくつかあったかなぁと。
カットになったであろうおかげで、という所もあるかもしれませんが。
主に、上でも触れた楓と龍宮隊長との戦闘シーンですが、
対決が終わった後のシーンでネギが上半身裸になっていたり、
戦ってるシーンが無いため古菲の服がボロボロになっているのが「攻撃を受けたから」なのか「ただ巻き込まれたから」なのかよく分からなかったり、
その後、夕映とのどかが駆け寄ってきて、いきなりキスをしてすぐ去っていくという所とか。
この流れに近いかと思うのですが、
何か「物足りない」と感じたシーンもいくつか。
これは(間に合わなくて)カットなのだろうと思いますが、
ラストの地球と火星の衝突シーン。
ぶつかったところで激しい衝突音がしているにも関わらず、画面は真っ白。
普通なら建物が壊れたり、人が飛ばされかかっていたりと何かの映像がありそうなのですが、
真っ白な時間にどこを見ていればよいのか分からなくて手持ち無沙汰になった気分でした。
(これが「実は衝突しても何も被害がないから『あえて』描かなかったんですよ」だったら問題ないのですが)
全員本契約のシーン、
これも全員のカードが順に現れるだけだったので、
何かしらのアクションが欲しかったかなぁ、と思いました。
確かに全員のカードが見られるというのは嬉しいし、
何となく目を追わされたりもしたのでアリはアリなのですが。
ちなみにおそらく見間違いではないと思うのですが、
出席番号順にカードが現れていたのに、30番の五月のカードが中盤あたりで出ていたのは何故なのかと。
で、本契約で全員カードが登場するのなら、
最後に超鈴音が駆けつけた時にも、超のカードが出なきゃおかしくないのかなぁ・・・とも思いました。
あと気になったのは、やはり作画ですかねぇ・・・
「これ劇場版だよね?」と思ってしまうような作画崩れがいくつか拝見されました。
基本的に、キャラの顔アップのシーンは問題なかったように感じましたが、
「引き」の描写だと等身が崩れたり動きが滑らかでなかったり。
OADレベルならまだ許されるところではあるかもしれませんが、
もう少し作画はなんとかならなかったのかなぁ・・・と残念でした。
さて、ストーリー全般の感想を話しますと、
ストーリーそのものは良いものと感じました。
特に良く感じたのはいいんちょ達の晩餐のシーンです。
「ネギ先生に選ばれるのは私ですわ」となるのはいいんちょらしく、
はたまたアスナと2人で会話するシーンでは、
「アスナさんが選ばれるべきだと思います」と、ネギとアスナの関係を認めていたりして、
これもまた、いいんちょらしい行動が表れたシーンでしたね。
このいいんちょのシーンも多少含まれると思うのですが、
「ネギが1人を決めて本契約をした場合」に「その後みんなの記憶がどうなってしまうのか」に葛藤するクラスメイトの面々のシーンには、
良いものがいくつかありました。
選ばれる選ばれないが影響を受ける生徒達はもちろんなのですが、
木乃香と刹那、夏美など「影響の無い生徒達」にも葛藤が描かれていたのは
グッとくるものがありました。
自分自身だけのことを考えているわけではなく、
他のクラスメイト達が魔法の記憶をなくしてしまうこと・・・
今まで皆で共に過ごしてきた期間のいくつかを他の皆が忘れてしまうこと・・・
それを恐れる姿が描かれていたのは、
クラスメイトとネギ、「3-Aの絆」を表しているようでよかったと思います。
ネギが本契約相手をクラスメイト全員と決めたシーン。
これはネギの真っ直ぐな想いが表れていましたね。
それこそいいんちょが煽ったように「追い込まれて最も無難な選択をしてしまう」ということも考えられなくはないのですが、
ここにもやはり「3-Aの絆」があるわけで、
始まりの魔法使いが企んだような「ただ1人に決めてしまう」といった選択は、
この時のネギにはまったくありませんでしたね。
本契約をし、火星に立ち向かうネギ+クラスメイト30人。
そこにさらに超が登場したときには、ちょっと感動を受けました。
申し訳ないことに超の存在を忘れていたのですが、
超の声が聞こえた時にはもう「キター!」ですよ!
そうそう、超も忘れてはいけない「3-Aの絆」の1人ですよね。
そしてラストは卒業式。
主題歌の合唱とともに、クラスメイト達の顔が1人1人映し出され、
純粋に「あぁ、みんな卒業なんだね・・・」と。
ところで・・・・・・
「エヴァとさよちゃんも卒業できた」ってことでいいんですかね?w
2人もネギと本契約をしたので、そのおかげで呪いが解けたという解釈でよいのでしょうけど(^^;
全体的な感想としては以上になります。
今回の劇場版を「ネギま初見」の人が観たらどう感じるのか?というところですね。
「カットのシーンがあったため説明不足になっている」という指摘もありましたが、
その説明が充分にされていたとしても、果たして「ネギま初見」の方に理解できたのかどうか・・・
これは自分が「ネギま初見」ではないので何とも言えないのですが・・・
ちょっと気になりますね・・・
何はともあれ、これが「最終回 Version B」ということで。
もしかしたらこれを原作で見ていたのかもしれませんね。
ただまぁやはり、どうしても感じるのは「物足りなさ」でした。
制作面での物足りなさも大きいのですが、
ストーリーも「上手くまとめられました」って感じで、
『「Version B」と銘打たれているから、「FINAL」として受け入れることはできる』といった印象でした。
おそらく今回の劇場版を超える「最終回 Version A」をいつか原作で見られる日が来るのだろうと思います。
その時を、寂しく思いつつも期待しようと思った劇場版でした。
【余談】
同時上映の「ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」
ギャグもあり感動もあり、非常に良い作品でした。
余裕があればこちらも感想を書きたいのですが。
で、このハヤテはオリジナルストーリー・・・
ふと、「ネギまもオリジナルストーリーで劇場版をやっていたらもっと面白かったのかなぁ・・・」と思ってみたりしてw
キャラの関係性を崩さず、本編のストーリーにも悪影響がなく、
当然クラスメイト31人も全員が登場していて、
例えばオリジナルキャラが出てきて、
ギャグもあり、ラブコメもあり、バトルもあり・・・
そんな100分の劇場版があったとしたら、観てみたかったなぁ・・・・・・
・・・3年くらい前・・・だったらベストかな・・・w
【余談その2】
まさかの4作同時上映でしたねw(^^;
公開初日の舞台挨拶夕方回で観たのですが、
本日改めて地元で2回目を観ました。
ちなみに公開2週目の日曜日、140の客席で前列を除いてほぼ満席に近い状態でした。
パッと見た印象ですが、意外と女性も入っていたように感じました。
それでは早速、劇場版ネギまの感想を書きたいと思います。
↓
↓ネタバレ注意!!
↓
・・・・・・まずこれだけは言っておきたい・・・・・・
クライマックスは開始5~10分(くらい)!!
まぁ私にとっての見所はやはり「楓」ですから!
ネギま部メンバーの中でも最初にアデアットしたのが楓姉で、
しかも魔法少女ばりの変身シーンとかあってみたりして、
隊長との真剣勝負を目の当たりにできて、
さらにさらに、ずっと両眼を開きっぱなし!
いやーもうホントよくお開きでお開きで・・・
初回観た時はあまりに興奮しすぎて、
もう酸欠になるかと思いましたよえぇ。
今回の劇場版の開眼率を調べたら何%なるのか・・・
感覚的には60~70%は行ってるんじゃないかなぁ・・・
(そういや最近調査してn(ry
と、ここまで(勝手に)盛り上がっておいてなんなのですが、
正直ちょっと開きすぎかなーとかも思ってみたり。
いや嬉しいんですよ?もちろん嬉しいんですよ?ですけどね?
常に開いていてくれれば良いってワケでもなくて、
攻撃の最中でも閉じている所がそれなりにあった上で、
両眼だったり片眼だったり、
緩急が欲しいというか何というか・・・
つまり酸欠になりかけるのでちょっと息継ぎさせて欲しいってところですかね。
(なかなか開かなかったら嘆くクセに、
開いたら開いたで違うとか言い出したり、
わがままなやっちゃなぁ・・・>自分)
ちょっと落ち着くために話題を変えまして、
作品全体的な話をしてみようと思います。
主に、残念に思った方を。
やっぱり気になったのは、シーンのつながりが「???」ってなる所がいくつかあったかなぁと。
カットになったであろうおかげで、という所もあるかもしれませんが。
主に、上でも触れた楓と龍宮隊長との戦闘シーンですが、
対決が終わった後のシーンでネギが上半身裸になっていたり、
戦ってるシーンが無いため古菲の服がボロボロになっているのが「攻撃を受けたから」なのか「ただ巻き込まれたから」なのかよく分からなかったり、
その後、夕映とのどかが駆け寄ってきて、いきなりキスをしてすぐ去っていくという所とか。
この流れに近いかと思うのですが、
何か「物足りない」と感じたシーンもいくつか。
これは(間に合わなくて)カットなのだろうと思いますが、
ラストの地球と火星の衝突シーン。
ぶつかったところで激しい衝突音がしているにも関わらず、画面は真っ白。
普通なら建物が壊れたり、人が飛ばされかかっていたりと何かの映像がありそうなのですが、
真っ白な時間にどこを見ていればよいのか分からなくて手持ち無沙汰になった気分でした。
(これが「実は衝突しても何も被害がないから『あえて』描かなかったんですよ」だったら問題ないのですが)
全員本契約のシーン、
これも全員のカードが順に現れるだけだったので、
何かしらのアクションが欲しかったかなぁ、と思いました。
確かに全員のカードが見られるというのは嬉しいし、
何となく目を追わされたりもしたのでアリはアリなのですが。
ちなみにおそらく見間違いではないと思うのですが、
出席番号順にカードが現れていたのに、30番の五月のカードが中盤あたりで出ていたのは何故なのかと。
で、本契約で全員カードが登場するのなら、
最後に超鈴音が駆けつけた時にも、超のカードが出なきゃおかしくないのかなぁ・・・とも思いました。
あと気になったのは、やはり作画ですかねぇ・・・
「これ劇場版だよね?」と思ってしまうような作画崩れがいくつか拝見されました。
基本的に、キャラの顔アップのシーンは問題なかったように感じましたが、
「引き」の描写だと等身が崩れたり動きが滑らかでなかったり。
OADレベルならまだ許されるところではあるかもしれませんが、
もう少し作画はなんとかならなかったのかなぁ・・・と残念でした。
さて、ストーリー全般の感想を話しますと、
ストーリーそのものは良いものと感じました。
特に良く感じたのはいいんちょ達の晩餐のシーンです。
「ネギ先生に選ばれるのは私ですわ」となるのはいいんちょらしく、
はたまたアスナと2人で会話するシーンでは、
「アスナさんが選ばれるべきだと思います」と、ネギとアスナの関係を認めていたりして、
これもまた、いいんちょらしい行動が表れたシーンでしたね。
このいいんちょのシーンも多少含まれると思うのですが、
「ネギが1人を決めて本契約をした場合」に「その後みんなの記憶がどうなってしまうのか」に葛藤するクラスメイトの面々のシーンには、
良いものがいくつかありました。
選ばれる選ばれないが影響を受ける生徒達はもちろんなのですが、
木乃香と刹那、夏美など「影響の無い生徒達」にも葛藤が描かれていたのは
グッとくるものがありました。
自分自身だけのことを考えているわけではなく、
他のクラスメイト達が魔法の記憶をなくしてしまうこと・・・
今まで皆で共に過ごしてきた期間のいくつかを他の皆が忘れてしまうこと・・・
それを恐れる姿が描かれていたのは、
クラスメイトとネギ、「3-Aの絆」を表しているようでよかったと思います。
ネギが本契約相手をクラスメイト全員と決めたシーン。
これはネギの真っ直ぐな想いが表れていましたね。
それこそいいんちょが煽ったように「追い込まれて最も無難な選択をしてしまう」ということも考えられなくはないのですが、
ここにもやはり「3-Aの絆」があるわけで、
始まりの魔法使いが企んだような「ただ1人に決めてしまう」といった選択は、
この時のネギにはまったくありませんでしたね。
本契約をし、火星に立ち向かうネギ+クラスメイト30人。
そこにさらに超が登場したときには、ちょっと感動を受けました。
申し訳ないことに超の存在を忘れていたのですが、
超の声が聞こえた時にはもう「キター!」ですよ!
そうそう、超も忘れてはいけない「3-Aの絆」の1人ですよね。
そしてラストは卒業式。
主題歌の合唱とともに、クラスメイト達の顔が1人1人映し出され、
純粋に「あぁ、みんな卒業なんだね・・・」と。
ところで・・・・・・
「エヴァとさよちゃんも卒業できた」ってことでいいんですかね?w
2人もネギと本契約をしたので、そのおかげで呪いが解けたという解釈でよいのでしょうけど(^^;
全体的な感想としては以上になります。
今回の劇場版を「ネギま初見」の人が観たらどう感じるのか?というところですね。
「カットのシーンがあったため説明不足になっている」という指摘もありましたが、
その説明が充分にされていたとしても、果たして「ネギま初見」の方に理解できたのかどうか・・・
これは自分が「ネギま初見」ではないので何とも言えないのですが・・・
ちょっと気になりますね・・・
何はともあれ、これが「最終回 Version B」ということで。
もしかしたらこれを原作で見ていたのかもしれませんね。
ただまぁやはり、どうしても感じるのは「物足りなさ」でした。
制作面での物足りなさも大きいのですが、
ストーリーも「上手くまとめられました」って感じで、
『「Version B」と銘打たれているから、「FINAL」として受け入れることはできる』といった印象でした。
おそらく今回の劇場版を超える「最終回 Version A」をいつか原作で見られる日が来るのだろうと思います。
その時を、寂しく思いつつも期待しようと思った劇場版でした。
【余談】
同時上映の「ハヤテのごとく!HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」
ギャグもあり感動もあり、非常に良い作品でした。
余裕があればこちらも感想を書きたいのですが。
で、このハヤテはオリジナルストーリー・・・
ふと、「ネギまもオリジナルストーリーで劇場版をやっていたらもっと面白かったのかなぁ・・・」と思ってみたりしてw
キャラの関係性を崩さず、本編のストーリーにも悪影響がなく、
当然クラスメイト31人も全員が登場していて、
例えばオリジナルキャラが出てきて、
ギャグもあり、ラブコメもあり、バトルもあり・・・
そんな100分の劇場版があったとしたら、観てみたかったなぁ・・・・・・
・・・3年くらい前・・・だったらベストかな・・・w
【余談その2】
まさかの4作同時上映でしたねw(^^;
- 関連記事
-
- 「ネギま!」351時間目一言感想 (2012/02/02)
- 劇場版「魔法先生ネギま!ANIME FINAL」感想 (2011/09/05)
- 「ネギま!」331時間目感想 (2011/07/06)
たつにんクラスタの人は考える事が大体同じなんだな、と
改めて思いましたw開眼については確かにもう少し緩急があると
尚良かったかもしれませんね…今までこのブログで開眼に対する
熱い思いを見て来たからそう感じるのかもしれませんが(笑)
>物足りない部分
私は大体文句もなく楽しめた部類だと思いますが、それでも
繋ぎやクライマックス等は少し残念な部分もあった気がします…
映像メディアとして発売された際、それなりの追加があれば
それはそれでまた楽しめそうではありますが。
そして初見の人や魔法世界編を途中休んでいた人には、
ちょいとばかり追いかけるのが厳しい内容だったかもですね(^^;)